高温は「静かなる災害」?40℃超えの酷暑・熱中症・山火事から家族を守る防災

高温は「静かなる災害」?40℃超えの酷暑・熱中症・山火事から家族を守る防災 防災ステップ1ー知る
高温は「静かなる災害」?40℃超えの酷暑・熱中症・山火事から家族を守る防災

こんにちは!

「防災ラボる」です。

防災すぐるパパ。

「災害」と聞くと、何を思い浮かべますか?

地震。

津波。

台風。

洪水。

土砂災害。

大きな音や強い揺れ、壊れた建物など、
目に見える被害を思い浮かべる人が多いと思います。

では、

気温40℃。

これは災害だと思いますか?

まどかママも、

「暑い日は昔からあったでしょう?」

と思うかもしれません。

でも、近年の日本の暑さを調べてみると、

「暑い夏だから我慢する」では済ませられない状況

になってきています。

2025年夏の日本の平均気温は、
統計を開始した1898年以降で最も高くなりました。

群馬県伊勢崎市では「41.8℃」を観測し、
国内最高気温の記録も更新されました。

さらに2025年5月~9月の熱中症による全国の救急搬送人員は、

100,510人。

消防庁が調査を開始した2008年以降で最多となりました。

高温は、

家を壊さないかもしれない。

道路を流さないかもしれない。

突然大きな音もしない。

でも、

人の体を少しずつ追い込み、場合によっては命を奪います。

だから「防災ラボる」では、高温を、

気づきにくい「静かなる災害」

として考えてみたいと思います。

今回は、

なぜ高温が災害なのか?

40℃を超えたら何が起こるのか?

熱中症から家族をどう守るのか?

そして、

停電や山火事まで考えた最大限の備え

を一緒にラボってみましょう。

  1. 日本の暑さはどこまで来ている?
    1. 「35℃以上」だけでは表せなくなってきた
    2. 40℃は「ちょっと暑い」ではない
  2. 高温が「静かなる災害」といえる理由
    1. 被害が始まっていることに気づきにくい
  3. 熱中症による救急搬送は10万人を超えた
    1. 2025年は過去最多
  4. 熱中症は外だけで起こるわけではない
    1. 家の中でも危険
    2. 「もったいないからエアコンを我慢」が危険になる
  5. 特に高齢者には家族から声をかけよう
    1. 暑さを感じにくくなることもある
  6. 子どもも注意が必要
    1. 大人より地面に近い
  7. 暑さ対策では「気温」だけを見ない
    1. 暑さ指数WBGTを確認する
  8. 「熱中症警戒アラート」が出たらどうする?
    1. 危険な暑さになる前に行動する
  9. 「熱中症特別警戒アラート」はさらに危険
    1. 普通の暑さ対策だけでは足りない可能性
  10. 「暑いから水を飲む」だけでは不十分
    1. 喉が渇く前から少しずつ
  11. 外出するときは「暑さから逃げられる場所」を先に考える
    1. 日陰だけでは足りない日もある
  12. 高温防災で最も怖い「停電」
    1. 酷暑+停電をセットで考える
    2. モバイルバッテリーだけでは暑さを防げない
  13. 停電したときの避難先を決めておこう
    1. エアコンの使える場所へ移動する選択肢
  14. 車を涼しい避難場所として使える?
    1. 一時的には役立っても過信しない
  15. 高温は食料備蓄にも影響する
    1. 「常温保存可能」でも保管条件を確認
  16. 高温と山火事にはどんな関係がある?
    1. 「暑い=すぐ山火事」ではない
    2. 乾燥・強風が重なると延焼リスクが高まる
  17. 山や草地の近くでは火を使わない判断も必要
    1. 乾燥・強風時は特に注意
  18. 家庭でできる高温防災①「暑くなる前」に準備する
    1. 5月ごろからエアコンを確認
  19. 家庭でできる高温防災②「温度計」を置く
    1. 感覚ではなく数字で判断する
  20. 家庭でできる高温防災③ 水を切らさない
    1. 普段から多めに備蓄する
  21. 家庭でできる高温防災④ 冷却用品を準備する
    1. 電気がなくても使える物も
  22. 家庭でできる高温防災⑤ 遮熱・日射対策
    1. 家の中へ熱を入れない
  23. 家庭でできる高温防災⑥ 夜の暑さにも注意
    1. 夜だから安心ではない
  24. 高温の日に外出しなければならない場合
    1. 時間をずらせないか考える
  25. 屋外作業は「根性」で乗り切らない
    1. 防災すぐるパパ、仕事中こそ注意
  26. 熱中症を疑ったらどうする?
    1. まず暑い場所から離れる
    2. 自分で水を飲めない場合は危険
  27. 「高温防災」の情報は毎朝確認しよう
    1. 夏は天気予報+暑さ情報
  28. 防災すぐるパパ一家の「酷暑日ルール」
    1. 朝
    2. 昼
    3. 夕方・夜
  29. 酷暑日に停電したら
    1. 最初に考えるのは「いつまで家にいられるか」
  30. 「高温」を災害として考えると防災が変わる
    1. 防災用品を買うだけでは守れない
  31. 「暑いくらいで大げさ」はやめよう
    1. 過去の夏の感覚で判断しない
  32. 防災ラボるのまとめ

日本の暑さはどこまで来ている?

「35℃以上」だけでは表せなくなってきた

これまで気象庁では、

25℃以上を「夏日」

30℃以上を「真夏日」

35℃以上を「猛暑日」

と呼んできました。

ところが近年、40℃を超える気温が毎年のように観測されるようになりました。

そこで気象庁は2026年4月17日、

最高気温40℃以上の日を「酷暑日」

と呼ぶことを正式に決定しました。

「40℃を超える日の名前まで必要なの?」

と思うかもしれません。

でも、それほど40℃以上という暑さが、

想像上の話ではなく、現実の防災課題になってきた

ということでもあります。

40℃は「ちょっと暑い」ではない

40℃という気温を、

「35℃より5℃高いだけ」

と考えてはいけません。

直射日光。

湿度。

風の弱さ。

アスファルトからの照り返し。

室内への熱の蓄積。

こうした条件が重なることで、人が感じる暑さや熱中症リスクはさらに高まります。

そのため熱中症対策では、気温だけでなく、

暑さ指数(WBGT)

も重要になります。

高温が「静かなる災害」といえる理由

被害が始まっていることに気づきにくい

地震なら、

「揺れた!」

と分かります。

大雨なら、

「川の水が増えている」

と目で確認できることがあります。

でも高温の場合、

自分の体の中で危険が進んでいる

ことがあります。

最初は、

「ちょっと暑いな」

「少しだるいな」

程度かもしれません。

それが、

頭痛。

めまい。

吐き気。

大量の発汗。

筋肉のけいれん。

気を失うなどの意識障害。

と悪化する可能性があります。

だからこそ、

体調が悪くなってから対策するのではなく、
悪くなる前に暑さから離れる

必要があります。

熱中症による救急搬送は10万人を超えた

2025年は過去最多

消防庁によると、2025年5月~9月の熱中症による救急搬送は、

100,510人

でした。

前年2024年は97,578人、2023年は91,467人で、
近年は非常に高い水準が続いています。

「毎年必ず増え続けている」という単純な増加ではありません。

しかし、

猛暑年には10万人規模の人が救急搬送される時代

になっていることは覚えておきたいところです。

熱中症は外だけで起こるわけではない

家の中でも危険

防災すぐるパパ。

「今日は外に出ないから大丈夫」

と思っていませんか?

熱中症は屋外だけでなく、

室内でも起こります。

特に、

  • 高齢者
  • 乳幼児
  • 持病のある方
  • 暑さに慣れていない人
  • 体調が悪い人

などは注意が必要です。

環境省も、熱中症警戒アラートなどが出ているときには、
エアコン等を適切に使い、涼しい環境で過ごすことを呼びかけています。

「もったいないからエアコンを我慢」が危険になる

まどかママ。

電気代が気になる気持ちは分かります。

でも、危険な暑さの日には、

エアコンはぜいたく品ではなく防災用品

と考えてください。

気温や湿度が高い室内で、

「まだ我慢できる」

と耐えることが、熱中症につながる場合があります。

特に高齢者には家族から声をかけよう

暑さを感じにくくなることもある

高齢になると、暑さや喉の渇きを感じにくくなる場合があります。

そのため、

「本人が暑いと言っていないから大丈夫」

とは限りません。

離れて暮らしている両親がいるなら、

酷暑日や熱中症警戒アラートの日には、

「エアコンつけてる?」

「水飲んだ?」

と電話する。

これも立派な防災です。

環境省も、熱中症特別警戒アラート時には、
高齢者や子どもなど熱中症になりやすい人が涼しい環境で過ごせているか、
家族や周囲の人が確認するよう呼びかけています。

子どもも注意が必要

大人より地面に近い

小さな子どもは身長が低いため、
地面からの照り返しの影響を受けやすくなります。

大人が、

「まだ歩ける暑さだな」

と思っていても、
子どものいる高さではさらに厳しい環境になっていることがあります。

ベビーカーも同じです。

真夏は、

「大人が我慢できるか」ではなく「子どもの環境はどうか」

で判断しましょう。

暑さ対策では「気温」だけを見ない

暑さ指数WBGTを確認する

熱中症リスクを判断するときに活用したいのが、

暑さ指数(WBGT)

熱中症予防情報サイト(環境省) (メール配信もありますよ)

です。

暑さ指数は気温だけでなく、湿度や日射・輻射なども考慮した指標です。

環境省では、全国の暑さ指数の実況値・予測値を公開しています。

「今日は35℃だから危険」

というだけではなく、

その日の暑さ指数を見る

習慣をつけましょう。

「熱中症警戒アラート」が出たらどうする?

危険な暑さになる前に行動する

熱中症警戒アラートは、
熱中症の危険性が極めて高くなると予測された場合に、
予防行動を促すための情報です。

現在は、府県予報区などで日最高暑さ指数の予測値が
33以上となる場合に発表されます。

アラートが出たら、

  • 不要不急の外出を減らす
  • エアコンのある場所で過ごす
  • 運動や屋外作業を見直す
  • こまめに水分をとる
  • 高齢者や子どもに声をかける

といった行動を強化しましょう。

「熱中症特別警戒アラート」はさらに危険

普通の暑さ対策だけでは足りない可能性

さらに危険なのが、

熱中症特別警戒アラート

です。

都道府県内のすべての指定された暑さ指数情報提供地点で、
翌日の日最高WBGTが35に達すると予測される場合などに発表されます。

環境省はこの状態を、

広域的に過去に例のない危険な暑さなどとなり、
重大な健康被害が生じるおそれがある状態

として位置づけています。

この段階なら、

「予定していたから出かける」

「せっかくだからスポーツをする」

ではなく、

予定そのものを中止・延期・変更する

ことまで考えます。

「暑いから水を飲む」だけでは不十分

喉が渇く前から少しずつ

熱中症対策では、

こまめな水分補給

が基本です。

喉が渇いてから大量に飲むのではなく、定期的に摂取します。

大量に汗をかいた場合などは、水だけでなく塩分補給も考えます。

ただし、持病などによって水分・塩分摂取に制限がある人は、
医師の指示を優先してください。

外出するときは「暑さから逃げられる場所」を先に考える

日陰だけでは足りない日もある

酷暑日になるような日は、

「帽子をかぶれば大丈夫」

「日陰を歩けば大丈夫」

ではない場合があります。

できるだけ、

  • エアコンのある施設
  • 商業施設
  • 公共施設
  • クーリングシェルター

など、

体温を下げられる場所

を把握しておきましょう。

自治体が指定する「指定暑熱避難施設(クーリングシェルター)」が
開放される場合もあります。

高温防災で最も怖い「停電」

酷暑+停電をセットで考える

防災ラボるで特に考えておきたいのが、

真夏の停電

です。

気温40℃近い日に停電し、

エアコン。

扇風機。

冷蔵庫。

が止まったらどうなるでしょうか?

冬の停電には毛布や防寒着があります。

でも、夏の高温は、

服を脱ぐだけでは限界があります。

だから酷暑時の停電は、非常に厳しい災害になります。

モバイルバッテリーだけでは暑さを防げない

停電対策というとモバイルバッテリーを考えます。

もちろんスマートフォンの充電には重要です。

しかし、

モバイルバッテリーでは通常の家庭用エアコンは動かせません。

高温防災では、

「何を買うか」だけでなく、

停電したらどこへ移動するか

まで決めておくことが大切です。

停電したときの避難先を決めておこう

エアコンの使える場所へ移動する選択肢

特に、

  • 高齢者
  • 赤ちゃん
  • 持病のある方
  • 介護が必要な方

がいる家庭では、

真夏に長時間停電した場合の避難先

を考えておきましょう。

親戚宅。

ホテル。

商業施設。

クーリングシェルター。

自治体が案内する施設。

などです。

「家が壊れていないから避難しない」

ではなく、

暑さそのものから避難する

という考え方も必要になります。

車を涼しい避難場所として使える?

一時的には役立っても過信しない

車のエアコンが使える場合、
一時的な暑さ対策になることがあります。

しかし、

  • 燃料
  • 排気ガス
  • 長時間のアイドリング
  • 周辺環境
  • 車内での熱中症
  • 渋滞

などに注意が必要です。

特に、

エンジンを止めた車内は短時間で非常に高温になる

ため、子どもや高齢者を残してはいけません。

高温は食料備蓄にも影響する

「常温保存可能」でも保管条件を確認

防災すぐるパパ。

非常食を物置や車に置いていませんか?

真夏の車内や高温になる倉庫は、
食品や電池、モバイルバッテリーなどに適さない場合があります。

商品の保管条件を確認し、

直射日光を避け、できるだけ高温になりにくい場所

で保管しましょう。

防災用品は、

「持っている」

だけでなく、

適切に保管できている

ことも重要です。

高温と山火事にはどんな関係がある?

「暑い=すぐ山火事」ではない

ここは誤解しないようにしましょう。

日本の山火事の多くは、
人の火の取り扱いの不注意など人為的な原因で発生しています。

だから、

高温だけで山火事が発生する

と考えるのは正確ではありません。

乾燥・強風が重なると延焼リスクが高まる

一方で、

  • 少雨
  • 乾燥
  • 強風
  • 枯れ草
  • 落ち葉

などの条件が重なると、
火が発生した際に燃え広がりやすくなります。

2025年の大船渡市の大規模林野火災でも、
極端な乾燥や強風など複数の条件が延焼拡大に影響しました。

2025年夏には記録的高温だけでなく、
北陸地方を中心に記録的な少雨も発生しました。

高温が続くときは、

「暑さ」だけでなく「乾燥」も確認する

習慣をつけたいところです。

山や草地の近くでは火を使わない判断も必要

乾燥・強風時は特に注意

林野庁は、林野火災注意報・警報が出ている場合など、
乾燥・強風時には屋外で火を使用しないよう呼びかけています。

特に、

  • たき火
  • 野焼き
  • バーベキュー
  • たばこの投げ捨て
  • 火遊び

などには十分注意します。

山火事は、

「火を出さないこと」が最大の防災

です。

家庭でできる高温防災①「暑くなる前」に準備する

5月ごろからエアコンを確認

本格的な暑さが来てから、

「エアコンが動かない!」

では困ります。

夏前に、

  • エアコンの試運転
  • フィルター清掃
  • 室外機周辺の確認
  • リモコン電池の確認

をしておきましょう。

エアコン修理が集中する真夏になる前に確認することが大切です。

家庭でできる高温防災②「温度計」を置く

感覚ではなく数字で判断する

「そんなに暑く感じないから大丈夫」

という感覚だけに頼らないために、

温度・湿度計

を室内に置いておくのも一つの方法です。

特に高齢者の部屋や寝室では役立ちます。

家庭でできる高温防災③ 水を切らさない

普段から多めに備蓄する

高温時には水分補給が重要です。

そこへ地震や台風が重なって断水したら?

非常に厳しい状況になります。

だから、

高温+断水

まで想定して飲料水を備蓄します。

基本は他の災害対策と同じように、

最低3日分、できれば1週間分

を目標にしておきましょう。

家庭でできる高温防災④ 冷却用品を準備する

電気がなくても使える物も

例えば、

  • 保冷剤
  • 冷却タオル
  • うちわ
  • 扇子
  • ネッククーラー
  • 氷のう

などがあります。

ただし、

これだけで酷暑を乗り切れるとは考えない

ことが重要です。

冷却用品は補助。

基本は、

涼しい環境へ移動すること

です。

家庭でできる高温防災⑤ 遮熱・日射対策

家の中へ熱を入れない

高温対策では、

熱を冷やすだけでなく、入れない

ことも大切です。

  • 遮光カーテン
  • すだれ
  • シェード
  • 外付けの日よけ

などによって直射日光を減らせます。

ただし、室温が高い状態で、

「窓を閉めて日光だけ防いだから大丈夫」

ではありません。

必要に応じてエアコンを使用します。

家庭でできる高温防災⑥ 夜の暑さにも注意

夜だから安心ではない

酷暑が続くと、
夜になっても気温が十分に下がらないことがあります。

睡眠中は水分補給もしにくくなります。

寝室でも、

  • エアコンを適切に使う
  • 温度を確認する
  • 枕元に水を置く
  • 高齢者の様子を確認する

などの対策を考えましょう。

高温の日に外出しなければならない場合

時間をずらせないか考える

まず、

その外出、本当に今必要?

と考えます。

必要なら、

  • 朝や夕方へ時間をずらす
  • 日陰を選ぶ
  • 帽子や日傘を使う
  • 飲料を持つ
  • 途中で涼しい場所へ入る
  • 無理をしない

ようにします。

熱中症特別警戒アラートのような極端な暑さでは、

外出そのものを延期・変更する

ことも防災行動です。

屋外作業は「根性」で乗り切らない

防災すぐるパパ、仕事中こそ注意

仕事だから。

予定があるから。

あと少しだから。

こうした理由で無理を続けることがあります。

でも、

高温は気合いでは止まりません。

休憩。

水分。

涼しい場所。

作業時間の変更。

作業中止。

こうした判断が必要です。

「仕事を続けること」より、

無事に家へ帰ること

を優先してください。

熱中症を疑ったらどうする?

まず暑い場所から離れる

熱中症が疑われる場合は、

涼しい場所へ移動する

ことが重要です。

衣服をゆるめ、体を冷やします。

首周り、わきの下、脚の付け根などを冷やす方法もあります。

自分で水を飲めない場合は危険

意識がおかしい。

呼びかけへの反応が悪い。

自力で水を飲めない。

このような場合は、

無理に飲ませず、救急要請を考える状態

です。

「少し休めば大丈夫だろう」

と過小評価しないようにしましょう。

「高温防災」の情報は毎朝確認しよう

夏は天気予報+暑さ情報

台風のときに進路を確認するように、

夏は毎朝、

最高気温

暑さ指数

熱中症警戒アラート

を確認する習慣をつけましょう。

さらに、

「今日の最高気温は何℃?」

だけではなく、

何時ごろ危険になるのか

まで確認できると行動を変えやすくなります。

防災すぐるパパ一家の「酷暑日ルール」

朝

□ 天気予報を確認
□ 最高気温を確認
□ 暑さ指数を確認
□ 熱中症警戒アラートを確認
□ 飲み物を準備
□ 高齢の家族へ連絡

昼

□ 不要な外出を避ける
□ エアコンを使用
□ こまめに水分補給
□ 子どもの外遊びを見直す
□ 屋外作業を無理に続けない

夕方・夜

□ 室温を確認
□ 水分補給
□ 寝室のエアコンを確認
□ 翌日の暑さ情報を確認
□ モバイルバッテリーを充電

酷暑日に停電したら

最初に考えるのは「いつまで家にいられるか」

エアコンが止まったら、

窓を開ける。

うちわを使う。

水を飲む。

といった対応をします。

しかし外気温が40℃近い場合などは、

それだけでは安全な室温まで下げられない可能性があります。

特に高齢者、乳幼児、持病のある人がいるなら、

停電が長引く前に涼しい施設へ移動する

ことを考えます。

高温時の避難は、

家が壊れたから逃げるのではありません。

家の中で命を守れる温度を維持できないから避難する

のです。

「高温」を災害として考えると防災が変わる

防災用品を買うだけでは守れない

地震なら家具を固定する。

台風ならベランダを片付ける。

高温なら何をする?

答えは、

生活そのものを暑さに合わせて変えること

だと思います。

出かける時間を変える。

仕事を止める。

スポーツを中止する。

エアコンを使う。

高齢の両親へ電話する。

停電したら涼しい場所へ移動する。

これらすべてが高温防災です。

「暑いくらいで大げさ」はやめよう

過去の夏の感覚で判断しない

防災すぐるパパ。

子どものころ、

「昔も夏は暑かった」

という記憶があるかもしれません。

もちろん昔にも暑い日はありました。

しかし2025年夏の日本平均気温は1898年の統計開始以来最高となり、
2023年・2024年の記録をさらに大きく上回りました。

そして2026年には40℃以上の日に、

「酷暑日」

という新しい名称まで設けられました。

つまり、

昔の経験だけを基準に判断しないこと

が大切です。

防災ラボるのまとめ

高温は、

建物を一瞬で倒さない。

大きな音もしない。

避難指示が出ないこともある。

だから災害として意識しにくいのかもしれません。

でも、

2025年には熱中症による救急搬送が10万人を超え、
調査開始以来最多となりました。

さらに40℃以上の日が珍しくなくなり、2026年からは、

「酷暑日」

という名称まで使われるようになりました。

防災すぐるパパ、まどかママ。

これからは、

「今日は暑いね」

で終わらせないようにしましょう。

  • 暑さ指数を見る。
  • エアコンを使う。
  • 水分をとる。
  • 高齢者へ電話する。
  • 子どもの外出を見直す。
  • 屋外作業を中止する。
  • 停電したときの避難先を決める。
  • 乾燥・強風時には火を使わない。

どれも大げさではありません。

高温から命を守るための防災です。

地震が来たら身を守る。

台風が来たら家を守る。

大雨なら早めに避難する。

そして酷暑なら、

「暑さから逃げる」

高温は目に見えにくいからこそ、

数字と情報を見て、危険になる前に行動する。

これを

「知る」

で覚えておきたいと思います。

一緒にラボろう、防災のこと。

— 防災ラボる

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