防災初心者が最初に準備するものは?家族構成別「これだけは備えたい」防災リスト

防災グッズ 防災ステップ1ー知る
防災グッズ

こんにちは!

「防災ラボる」のらぼる君です。

「防災を始めよう!」

と思ったとき、最初に困るのが、

「結局、何を買えばいいの?」

という問題ではないでしょうか。

ホームセンターやインターネットを見ると、
防災リュック、非常食、保存水、ポータブル電源、
簡易トイレ、ランタンなど、
たくさんの商品があります。

全部必要なように見えてしまいます。

でも、防災初心者が最初から全部そろえる必要はありません。

大切なのは、

自分や家族にとって「なくなったら本当に困るもの」から準備すること。

今回は、

  • 一人暮らし
  • 夫婦2人
  • 子どものいる家族
  • 高齢者夫婦
  • 障害のある方がいる家族
  • 介護が必要な方がいる世帯

の6つに分けて、最初に準備したいものを一緒に考えてみましょう。


まず全員に共通する「防災の基本セット」

家族構成が違っても、最初に準備しておきたいものには共通点があります。

まずは次のものから始めましょう。

飲料水

防災備蓄の中でも最優先したいものの一つがです。

飲み水がなければ生活できません。

目安として、

1人1日3リットル程度×最低3日分

をまず準備してみましょう。

1人なら9リットル。

2人なら18リットル。

4人家族なら36リットルです。

最初から1週間分を買うのが大変なら、まず3日分から始め、
少しずつ増やしていきましょう。


食料

次は食べ物です。

非常食というと特別なものを想像するかもしれませんが、
必ずしも防災専用品だけでそろえる必要はありません。

例えば、

  • パックご飯
  • レトルト食品
  • 缶詰
  • カップ麺
  • 栄養補助食品
  • ビスケット
  • チョコレート
  • 野菜ジュース
  • インスタント味噌汁

など、普段食べているものも備蓄になります。

食べる→買い足す→古くなる前に食べる

という「ローリングストック」を取り入れると無理なく続けられます。


携帯トイレ・簡易トイレ

初心者ほど忘れやすいのがトイレ対策です。

災害で断水すると、自宅のトイレが使えなくなる可能性があります。

食料と水を準備していても、トイレが使えなければ非常に困ります。

携帯トイレ・簡易トイレは、防災初心者にも優先して準備してほしいものです。


明かり

停電すると夜は想像以上に暗くなります。

懐中電灯だけでなく、
部屋全体を照らせるLEDランタンがあると便利です。

予備電池も一緒に準備しましょう。


スマートフォンの電源

災害時にはスマートフォンが、

  • 家族との連絡
  • 安否確認
  • 防災情報
  • 天気情報
  • 避難情報
  • 地図

などを確認する重要な道具になります。

モバイルバッテリーを用意して、
普段から充電状態を確認しておきましょう。


カセットコンロ

電気やガスが止まった場合に役立つのがカセットコンロです。

お湯を沸かしたり、レトルト食品を温めたりできます。

カセットボンベも忘れずに準備しましょう。


衛生用品・救急用品

ウェットティッシュ、ティッシュ、トイレットペーパー、マスク、
歯みがき用品、生理用品、救急セットなども必要です。

災害時だからこそ、できるだけ衛生状態を保つことを考えておきましょう。


ここからが重要!家族構成によって必要な防災用品は違う

防災すぐるさん。

「防災セットを買えば、これで安心!」

と思っていませんか?

実は、家族全員が同じ防災用品でいいわけではありません。

赤ちゃんと40歳の大人では必要なものが違います。

高齢者や介護が必要な方にも、それぞれ必要なものがあります。

ここからは家族構成別に考えてみましょう。

一人暮らしの防災

一人暮らしの場合は、
自分一人で判断して行動しなければならない可能性があります。

だからこそ、「持って逃げられる量」と
「自宅で生活するための備蓄」を分けることがポイントです。

最初に準備したいもの


1日3Lを目安に、まず3日分から。

食料
3日分からスタートして、できれば1週間程度を目標に増やします。

携帯トイレ
断水対策として準備。

モバイルバッテリー
スマートフォンの電源確保。

LEDライト・ランタン
停電対策。

カセットコンロ・ボンベ
調理・湯沸かし用。

常備薬
普段使用しているものがあれば忘れずに。

現金
停電や通信障害でキャッシュレス決済が使えない場合に備えます。

非常持ち出しリュック
水、食料、ライト、モバイルバッテリー、衛生用品など、
すぐ持ち出せる最低限のものをまとめます。

らぼる君ポイント

一人暮らしでは、

「誰かが持っているだろう」ではなく
「自分で持っている」が大切です。

夫婦2人暮らしの防災

夫婦の場合は「2人分」という考え方が基本です。

水なら、

3L×2人×3日=18L

が3日分の一つの目安になります。

最初に準備したいもの

  • 飲料水
  • 3日~1週間分の食料
  • 携帯トイレ
  • カセットコンロ
  • カセットボンベ
  • LEDランタン
  • 懐中電灯
  • モバイルバッテリー
  • 救急セット
  • 常備薬
  • 衛生用品
  • 生理用品
  • ラジオ
  • 現金
  • 非常持ち出し袋

さらに重要なのが家族との連絡方法です。

「会社にいるときに地震が起きたらどうする?」

「どこに避難する?」

「連絡が取れなかったらどこで待ち合わせる?」

夫婦で一度話しておきましょう。

子どものいる家族

すぐるパパ41歳、
まどかママ40歳の家庭で特に考えてほしいところです。

子どもは大人と同じものだけでは足りない場合があります。

基本の備蓄

家族全員分の、

  • 食料
  • 携帯トイレ
  • ライト
  • モバイルバッテリー
  • カセットコンロ
  • 衛生用品
  • 救急用品

を準備します。

赤ちゃんがいる場合

さらに、

  • 粉ミルク・液体ミルク
  • 哺乳瓶・使い捨て哺乳用品
  • 離乳食
  • 紙おむつ
  • おしりふき
  • 赤ちゃん用飲料
  • 着替え
  • タオル
  • 抱っこひも
  • 母子健康手帳
  • ビニール袋

などを考えます。

小さな子どもがいる場合

子どもが普段食べ慣れている食品やお菓子も準備しておきましょう。

災害時は子どもにも大きなストレスがかかります。

お気に入りのおもちゃや絵本など、
安心できるものを一つ入れておくのもよいでしょう。

アレルギーがある場合

食物アレルギーがある子どもは特に注意が必要です。

「避難所でもらえばいい」と考えず、
普段食べているアレルギー対応食品を家庭で多めに備蓄しておきましょう。

高齢者夫婦の防災

高齢者世帯では、「備蓄があるか」だけでなく、

自分たちで持てるか、開けられるか、食べられるか

まで考えることが大切です。

準備したいもの

  • 飲料水
  • やわらかく食べやすい食品
  • レトルトのおかゆ
  • 栄養補助食品
  • 携帯トイレ
  • 常備薬
  • お薬手帳
  • 老眼鏡・眼鏡
  • 補聴器
  • 補聴器用電池
  • 入れ歯
  • 入れ歯用品
  • 大人用紙おむつ
  • ウェットティッシュ
  • ライト
  • ラジオ
  • モバイルバッテリー

特に薬を使用している場合は、
災害時にどうするのかを平時から確認しておくことが大切です。

らぼる君ポイント

大きな防災リュックを作っても、
重すぎて持てなければ避難するときに困ります。

「持てる重さなのか?」

実際に一度背負って確認してみましょう。

障害のある方がいる家族

障害の種類や程度によって必要な備えは大きく異なります。

そのため、市販の防災セットだけで完結させず、
本人が普段の生活で必要としているものを基準に考えることが重要です。

共通して考えたいもの

  • 常用薬
  • お薬手帳
  • 障害者手帳
  • 緊急連絡先
  • 医療情報を記載したメモ
  • コミュニケーションカード
  • モバイルバッテリー
  • 衛生用品
  • 必要な補助用品

視覚障害がある場合

  • 白杖
  • 予備の眼鏡
  • 音声情報を確認できる機器
  • 身元や連絡先を確認できるカード

聴覚障害がある場合

  • 補聴器
  • 補聴器用予備電池
  • 筆談用のメモ・筆記具
  • スマートフォン
  • モバイルバッテリー

身体障害がある場合

  • 車いす
  • 補装具
  • 必要な消耗品
  • バッテリーを使用する機器の予備電源

など、普段の生活に欠かせないものから確認しましょう。

そして非常に重要なのが、

「誰に助けを求めるか」

を決めておくことです。

家族だけでなく、地域や自治体の支援制度・避難支援についても平時に確認しておきましょう。

介護が必要な方がいる世帯

介護世帯では一般的な防災用品に加えて、介護を続けるために必要なものを考えます。

準備したいもの

  • 常用薬
  • お薬手帳
  • 大人用紙おむつ
  • 尿取りパッド
  • おしりふき
  • 使い捨て手袋
  • 防臭袋
  • 清拭用品
  • 口腔ケア用品
  • やわらかい食品
  • 介護食
  • とろみ剤
  • 栄養補助食品
  • 車いす
  • 補装具
  • 必要な医療・介護用品
  • 介護情報をまとめたメモ
  • 緊急連絡先

特に電気を必要とする医療・介護機器を使用している場合は、停電時の対応について医療機関や機器事業者などに事前確認しておくことが重要です。

「避難用」と「在宅避難用」は分けて考えよう

防災初心者が覚えておきたいのが、

非常持ち出し品=家にある備蓄品全部

ではないということです。

非常持ち出し袋

危険が迫って避難するときに持っていくもの。

必要最低限にして、実際に背負って移動できる重さにします。

自宅備蓄

自宅が安全で、在宅避難できる場合に使用するもの。

水、食料、トイレットペーパー、携帯トイレ、カセットボンベなどを多めに保管します。

この2つを分けて準備すると、防災用品を整理しやすくなります。

防災初心者は「0から100」を目指さなくていい

「水もない」

「非常食もない」

「防災リュックもない」

という家庭が、いきなり完璧な防災対策をしようとすると大変です。

だから、らぼる君がおすすめしたいのは段階方式です。

STEP1 今日

水を3日分用意する。

STEP2 次の買い物

食料を少し多めに買う。

STEP3

携帯トイレを準備する。

STEP4

ライトとモバイルバッテリーを確認する。

STEP5

家族に必要な薬・乳幼児用品・介護用品などを確認する。

STEP6

非常持ち出し袋を作る。

STEP7

ハザードマップと避難場所を家族で確認する。

ここまでできたら、防災初心者から大きな一歩を踏み出しています。

「すぐるパパ、まず水から始めませんか?」

すぐるパパ。

「防災をやらなきゃとは思っているんだけど……」

そう思いながら、後回しにしていませんか?

まどかママも、

「家族4人分を全部そろえたら大変そう」

と思うかもしれません。

でも、一度に全部買う必要はありません。

まずスーパーに行ったとき、

水を1ケース多く買う。

・レトルト食品を少し多めに買う。

・携帯トイレを注文しておく。

それだけでも防災は始まっています。

防災で大切なのは、

「何を買ったか」ではなく、
災害が起きたとき家族が生活できるか

という視点です。

家族構成が違えば、必要な備えも違います。

だからこそ、

わが家には何が必要だろう?

と家族で考えることから始めてみましょう。

らぼる君のまとめ

防災初心者が最初に準備したいものは、

水・食料・トイレ・明かり・電源・衛生用品。

まずこの6つから始めます。

そのうえで、

子どもには子どもの備え。

高齢者には高齢者の備え。

障害のある方には、その人に必要な備え。

介護が必要な方には、介護を続けるための備え。

を追加します。

「防災セットを買ったから大丈夫」ではなく、

「わが家に必要なものがそろっているか?」

を確認することが本当の防災です。

今日、一つだけでも準備してみませんか?

一緒にラボろう、防災のこと。

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