こんにちは!
「防災ラボる」のラボる君です。
突然ですが、防災すぐるさん。
スマートフォンから突然、
「ギュイン!ギュイン!緊急地震速報です」
という音が鳴ったら、何をしますか?
防災まどかママはキッチンで料理中。
子どもはリビングでテレビを見ている。
そんなときに緊急地震速報が鳴ったら――。
「外へ逃げる?」
「火を消す?」
「玄関を開ける?」
「机の下に入る?」
考えている時間は、ほとんどないかもしれません。
緊急地震速報が発表されてから強い揺れが来るまで、
数秒から数十秒程度しかないことがあります。
だから大切なのは、
鳴ってから考えるのではなく、
鳴ったら何をするかを先に知っておくこと。
今回は、
「地震が起きたら何が起こるのか?」
そして、
「緊急地震速報が鳴ったらどう行動すればいいのか?」
を一緒にラボってみましょう。
地震が起きたらどうなる?
地震が発生すると、最初に感じるのはもちろん「揺れ」です。
でも、大きな地震では揺れるだけではありません。
地震をきっかけに、さまざまな危険が発生する可能性があります。
① 家具や家電が倒れる
大きな揺れでは、
- タンス
- 本棚
- 食器棚
- 冷蔵庫
- テレビ
- 電子レンジ
などが倒れたり移動したりすることがあります。
特に怖いのが、寝ているときです。
ベッドの横に大きな家具があれば、
倒れてくる可能性があります。
だから地震対策では、
「地震が来たら逃げる」だけでなく、
「家具を倒れないようにしておく」こと
が重要です。
② 食器やガラスが割れる
キッチンでは食器棚から皿やコップが飛び出すことがあります。
窓ガラスや鏡が割れる可能性もあります。
地震の後、
慌てて歩くと割れたガラスを踏んでケガをする危険があります。
枕元に、
スリッパや靴、懐中電灯
を準備しておくのも一つの防災です。
③ 物が落ちてくる
地震では、
- 照明器具
- 棚の上の物
- 本
- 食器
- 家電製品
などが落下することがあります。
だから揺れを感じたときは、
「落ちてこない・倒れてこない・移動してこない場所」
で身を守ることが基本です。
政府広報でも、家の中では丈夫な机やテーブルの下にもぐり、
頭を守って揺れが収まるのを待つことが案内されています。
④ 電気が止まることがある
大きな地震では停電が発生する可能性があります。
夜中なら家の中が真っ暗になります。
スマートフォンも充電できなくなるかもしれません。
そのため、
- LEDランタン
- 懐中電灯
- モバイルバッテリー
- 乾電池
などを普段から準備しておきましょう。
⑤ 水が出なくなることがある
水道管などが被害を受ければ断水する可能性があります。
すると、
水が飲めない。
料理ができない。
トイレが使えない。
お風呂に入れない。
という問題が出てきます。
地震に備えて、
飲料水と携帯トイレ
を準備しておく理由はここにあります。
⑥ ガスが止まることがある
地震の後はガスが止まる場合があります。
料理やお湯を沸かすことができなくなる可能性もあります。
そんなときに備えて、カセットコンロやカセットボンベが役立ちます。
⑦ 火災が発生する可能性がある
地震では火災にも注意が必要です。
ただし、大きく揺れている最中に無理に火を消しに行くのは危険です。
政府広報でも、揺れている間はやけどなどの危険があるため、
無理に火を消そうとせず、まず身を守ることが案内されています。
まず自分の命。
火の確認は、揺れが収まって安全を確保してから行います。
⑧ 道路や交通機関が止まることがある
大地震では、
- 電車が止まる
- バスが止まる
- 道路が通れなくなる
- 信号が消える
などが起こる可能性があります。
防災すぐるさんが会社。
防災まどかさんが外出中。
子どもが学校。
というように家族が離れている時間に地震が起こるかもしれません。
だから普段から、
「地震が起きて連絡できなくなったらどうする?」
を家族で話しておきましょう。
⑨ 津波が発生することがある
海の近くでは、大きな地震の後に津波が発生する可能性があります。
強い揺れや長い揺れを感じた場合、
海岸付近では津波情報を確認し、
必要ならすぐに高い場所へ避難することが重要です。
地震と津波は、
別々の災害ではなく、続けて起こる可能性がある
ことを覚えておきましょう。
では「緊急地震速報」とは何?
スマートフォンやテレビから突然流れる緊急地震速報。
これは、
強い揺れが来ることをできるだけ早く知らせ、
身を守る行動につなげるための情報
です。
ただし、
「速報が鳴ったから、あと数分ある」
というわけではありません。
強い揺れが来るまで、
数秒~数十秒程度
しかない場合があります。
さらに、震源に近い場所では、
緊急地震速報が間に合わないこともあります。
だからこそ、
速報が鳴ったら即座に身を守る。
これが基本です。
緊急地震速報が鳴ったら何をする?
答えはとてもシンプルです。
最優先は「自分の身を守る」
です。
防災グッズを取りに行かない。
外へ飛び出さない。
家族を探して走り回らない。
スマートフォンで地震情報を検索し始めない。
まず、
頭と体を守ります。
家の中にいる場合
家の中で緊急地震速報が鳴ったら、
丈夫な机やテーブルの下など、安全を確保しやすい場所へ。
そして、
頭を守る。
机がなければ、
- クッション
- 座布団
- 枕
- バッグ
などでも構いません。
大切なのは、
頭に物が当たらないようにすること。
「玄関へ走る」はやめよう
「地震が来たら玄関を開けないと!」
と思っている人もいるかもしれません。
しかし、離れた部屋から玄関まで走る途中に、
- 家具が倒れる
- ガラスが割れる
- 物が落ちてくる
- 自分が転倒する
可能性があります。
緊急地震速報が鳴った直後は、
避難経路の確保よりも、まず身を守ること
を優先します。
「すぐ外へ逃げる」も危険
地震が来ると、
「家が倒れるかもしれない!」
と思って外へ飛び出したくなるかもしれません。
でも外には、
- 瓦
- ガラス
- 看板
- 外壁
- ブロック塀
などが落ちたり倒れたりする危険があります。
政府広報でも、
地震直後に慌てて家から飛び出さないことが案内されています。
キッチンにいる場合
防災まどかさんが料理中。
そこで緊急地震速報が鳴ったら?
以前は、
「地震だ!まず火を消せ!」
と言われることもありました。
しかし激しく揺れているときに火元へ近づけば、
- 熱湯
- 油
- 鍋
- 食器
などで大ケガをする可能性があります。
だから、
まず身を守る。
揺れが収まってから、安全を確認して火を消します。
寝ているときに鳴ったら?
夜中。
家族全員が寝ている。
突然、
緊急地震速報!
こんな状況もあり得ます。
慌てて暗い部屋を走らないでください。
まず、
枕や布団で頭を守ります。
特に窓、鏡、背の高い家具から離れられるなら距離を取ります。
政府広報でも、寝室では枕や布団などで頭を保護し、
倒れてくる物やガラスなどを避けることが案内されています。
お風呂やトイレにいるときは?
地震は場所を選んでくれません。
入浴中に来る可能性もあります。
まず頭を守り、割れる可能性のある鏡やガラスなどに注意します。
政府広報では、
トイレや浴室では閉じ込めを防ぐためドアを開け、
頭上にも注意しながら安全を確保するよう案内しています。
2階にいるときは?
防災すぐるさん。
2階にいるとき緊急地震速報が鳴ったら、
慌てて1階へ降りないでください。
揺れている階段は非常に危険です。
階段で転倒する可能性があります。
特に耐震性能が十分でない住宅では、
1階が大きく損傷する場合もあるため、
政府広報でも2階にいる場合は
慌てて1階へ降りないよう案内しています。
まず2階で身を守ります。
外を歩いている場合
屋外で緊急地震速報が鳴った場合は、
- ブロック塀
- 自動販売機
- 看板
- ガラス張りの建物
などから離れます。
バッグなどで頭を守りましょう。
建物からガラスなどが落ちてくる可能性もあります。
車を運転している場合
運転中に緊急地震速報が鳴っても、
急ブレーキをかけないこと。
周囲の車に注意しながら徐々に速度を落とし、
安全な場所へ停止することを考えます。
道路状況によってはその場での急停止が危険になるため、
周囲を確認しながら行動します。
エレベーターにいる場合
エレベーターの中で揺れを感じた場合は、
可能なら最寄りの階で降ります。
もし閉じ込められた場合は、
非常ボタンやインターホンなどを使って救助を求めます。
無理に扉を開けようとしないことが大切です。
緊急地震速報が鳴ったとき「やらないこと」
ここは家族で覚えておきましょう。
× スマートフォンで詳しい情報を検索する
検索より先に身を守ります。
× 防災リュックを取りに行く
リュックは揺れが収まってから。
× 外へ飛び出す
落下物の危険があります。
× 子どもを探して家の中を走り回る
家族全員がそれぞれ、
「その場で自分の身を守る」
ことを普段から決めておきます。
× 揺れている最中に無理に火を消す
まず自分の身を守ります。
揺れが収まったら何をする?
ここから次の段階です。
速報→身を守る→揺れが収まる
その後に行動します。
① 家族の安全を確認する
まず、
「大丈夫?」
と家族を確認します。
ケガをしている人がいれば対応します。
② 火の元を確認する
揺れが収まったら火災が起きていないか確認します。
火が出ていて、
自分で消せる小さな火なら安全を確保したうえで初期消火を行います。
危険なら無理をせず避難します。
③ 出口を確認する
玄関やドアが開くか確認します。
避難が必要になった場合に備えて出口を確保します。
④ 靴を履く
室内には割れたガラスや食器が落ちている可能性があります。
裸足で歩くと危険です。
靴や底の厚いスリッパを履きましょう。
⑤ 正しい情報を確認する
ここで初めてスマートフォン、テレビ、
ラジオなどで情報を確認します。
- 震源
- 震度
- 津波情報
- 火災
- 避難情報
などを確認しましょう。
SNSだけに頼らず、
気象庁や自治体などの公的な情報を確認することも重要です。
⑥ 津波の危険があればすぐ避難
海岸付近にいて津波の危険がある場合は、
荷物をまとめることより避難を優先します。
「もう少し情報を見てから」
ではなく、
必要な場所では高い場所へ避難する。
命を最優先します。
地震から命を守る「3段階」
らぼる君なりに整理してみました。
STEP1 緊急地震速報
「来る!」と知る。
↓
STEP2 強い揺れ
頭と体を守る。
↓
STEP3 揺れが収まる
家族・火・出口・津波・避難を確認する。
つまり、
速報=逃げ回る合図ではありません。
速報=身を守る合図です。
防災すぐるさん一家で練習してみよう
防災すぐるさん。
今、リビングにいるとします。
突然、
「緊急地震速報です!」
とスマートフォンが鳴ったら、
家族4人はどうしますか?
お父さんが全員を助けに走るのではありません。
お母さんも子どもを探して走り回らない。
それぞれが、
「自分の近くで一番安全な場所へ行って頭を守る」
ことができれば、家族全員の安全につながります。
だから一度、
「お父さんはここ」
「お母さんはキッチンならここ」
「子どもは自分の部屋ならここ」
と家族で確認してみてください。
地震はいつ来るか分かりません。
でも、
地震が来たとき何をするかは、今決めることができます。
らぼる君のまとめ
地震が起こると、
- 家具が倒れる
- 物が落ちる
- ガラスが割れる
- 停電する
- 断水する
- 火災が起きる
- 交通機関が止まる
- 津波が起きる
など、さまざまな危険が発生する可能性があります。
そして緊急地震速報が鳴ったら、
まず自分の身を守る。
これが一番大切です。
スマホを見る前に、
防災リュックを取りに行く前に、
外へ逃げる前に、
低い姿勢になり、頭を守り、安全な場所で揺れに備える。
緊急地震速報から強い揺れまでに与えられる時間は、わずかかもしれません。
だから今日、
家族で一度だけでも練習してみませんか?
「緊急地震速報!」
と言ったら、
みんなで身を守る。
その数秒の練習が、いつか家族の命を守るかもしれません。
一緒にラボろう、防災のこと。
— 防災ラボる らぼる君


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