津波とは?知っておきたい津波の原因|地震が起きたとき、なぜ津波は発生するのか

津波災害 津波
津波災害

東日本大震災が発生した2011年3月11日。

テレビに映し出された津波の映像を見て、
言葉を失った人も多かったのではないでしょうか。

こんにちは、「防災ラボる」のらぼる君です。

今回は、
海から押し寄せる巨大な波が、
住宅や車、建物、道路などを次々と飲み込んでいく。」
そんな津波についてお話いたします。

3.11の報道はまるで映画のワンシーンのようで、
「この世の終わりではないか」と思ってしまうほどの恐ろしい光景でした。

しかし、津波は決して過去の災害ではありません。

日本は世界的に見ても地震が多い国であり、
海に囲まれた日本では、
地震が原因となって津波が発生する可能性があります。

だからこそ、防災を考えるうえで、

「津波とは何なのか?」

「なぜ津波が発生するのか?」

「地震が起きたら、どう行動すればいいのか?」

を知っておくことが大切です。

今回の「防災ラボる」では、
津波の基本的な知識から発生原因、
そして命を守るための避難について解説します。


津波とは?

津波とは、海底の地形が大きく変化することなどによって、
海水全体が大きく動かされて発生する非常に長い波です。

一般的な海の波は、風によって海面付近の水が動くことで発生します。

一方、津波は海底から海面まで、
海水の大きな範囲が動くことによって発生します。

そのため、普通の波とは性質が大きく異なります。

そして津波の怖さは、
海岸に近づくにつれて波が高くなることがある点です。

沖合では津波の高さがそれほど大きく見えなくても、
浅い海へ近づくにつれて津波のエネルギーが集中し、
海岸付近で大きな被害をもたらすことがあります。


津波の主な発生原因は「地震」

津波の発生原因として最もよく知られているのが地震です。

海の下で大きな地震が発生すると、
海底が急激に隆起したり沈降したりすることがあります。

すると、その上にある大量の海水が
一緒に押し上げられたり引き下げられたりします。

その海水の変動が周囲に広がっていくことで、
津波となります。

イメージすると、

海底で大きな地震が発生

海底が大きく動く

海水が押し上げられる

海水の動きが周囲へ広がる

津波が発生

という流れです。

これが、地震による津波の基本的な発生原因です。


なぜ日本では津波に注意が必要なの?

日本は四方を海に囲まれています。

さらに、日本周辺には複数のプレートが存在し、
プレート同士の境界付近では地震が発生することがあります。

そのため,

日本では
昔から地震と津波による災害が繰り返されてきました。

特に太平洋側では、
海溝型地震によって大きな津波が発生する可能性があります。

つまり日本では、

地震が起きる

津波が発生する可能性がある

ということを常に意識しておく必要があります。


3.11の津波が教えてくれたこと

2011年3月11日に発生した東北地方太平洋沖地震では、
非常に大きな津波が発生し、
東北地方を中心に広い範囲で甚大な被害が発生しました。

津波によって街が水に覆われ、
住宅や車などが流されていく映像は、
今でも多くの人の記憶に残っています。

東日本大震災は、私たちに、

「地震だけを恐れるのではなく、
その後に発生する津波にも備えなければならない」

ということを強く教えてくれました。

地震が発生したとき、

「揺れが収まったから大丈夫」

とは限りません。

海岸付近では、地震の後に津波が襲ってくる可能性があります。


津波は一度来たら終わりではない

津波について覚えておきたい重要なポイントがあります。

それは、

「第一波が一番大きいとは限らない」

ということです。

津波は何度も押し寄せることがあります。

最初の波が小さかったからといって、

「もう大丈夫」

と判断するのは危険です。

後からさらに大きな津波が来る可能性があります。

そのため、津波警報や注意報が発表されている場合は、
解除されるまで海岸や川の近くへ戻らないことが重要です。


津波は海岸だけの問題ではない

津波は海岸に到達するだけではありません。

河口から川をさかのぼってくることもあります。

そのため、海から離れた場所であっても、
川の近くでは注意が必要です。

特に、

  • 海岸付近
  • 河口付近
  • 川沿い
  • 低い土地

などにいる場合は、津波情報を確認する必要があります。

「海が見えないから大丈夫」

とは限りません。


地震が起きたら津波を想定する

海岸近くで強い地震を感じたときには、
津波を想定して行動することが重要です。

特に覚えておきたいのが、

「強い揺れを感じたら、津波を想定する」

ということです。

また、弱い揺れでも
長い時間ゆっくりとした揺れを感じた場合などは、
津波が発生する可能性があります。

気象庁などから発表される津波警報・注意報などの情報を確認しましょう。

そして、避難が必要な場合は、
情報を待ちすぎず、安全な場所へ避難することが重要です。


津波から命を守るには「すぐ避難」

津波の防災で最も重要なのは、
早めに避難することです。

地震が起きた後、

「津波は来るのかな?」

「テレビで確認してから逃げよう」

「海の様子を見てみよう」

などと考えているうちに、津波が到達する可能性があります。

津波は非常に速く移動します。

そのため、海岸近くで強い地震を感じた場合には、
津波が来るかもしれないと考えて、
海から離れ、高い場所へ避難することが重要です。


「津波を見に行く」は絶対にやめよう

災害時にやってはいけない行動の一つが、
津波を見に行くことです。

「どれくらいの波なのか見てみたい」

「海がどうなっているのか確認したい」

という気持ちになるかもしれません。

しかし、津波は突然大きくなることがあります。

また、海岸だけでなく川を遡上することもあります。

津波を確認するために海や川へ近づくことは非常に危険です。

情報はテレビやスマートフォン、
防災無線などから確認しましょう。


津波からの避難は「高い場所」が基本

津波から避難するときは、
基本的に海から離れ、高い場所へ避難することを考えます。

地域によっては津波避難タワーや津波避難ビルなどが
指定されている場合があります。

自分が住んでいる地域について、

  • 津波避難場所
  • 津波避難ビル
  • 高台
  • 避難経路

などを事前に確認しておきましょう。

災害が起きてから避難場所を探すのではなく、
普段から確認しておくことが防災につながります。


津波の避難場所を家族で決めておこう

家族が全員同じ場所にいるとは限りません。

地震が発生したとき、

  • 父親は職場
  • 母親は買い物
  • 子どもは学校
  • 高齢者は自宅

ということも考えられます。

だからこそ、家族で事前に、

「地震が起きたら、どこへ避難する?」

を話し合っておきましょう。

そして、

連絡が取れなかったら、この場所に集合する

というルールも決めておくと安心です。


防災は「地震が起きる前」に始まっている

地震や津波は、いつ発生するかわかりません。

だからこそ、災害が起きてから準備するのではなく、
平常時から防災について考えておくことが大切です。

例えば、

自宅周辺を確認する

津波ハザードマップを確認する。

避難場所を確認する

高台や津波避難施設を確認する。

避難経路を確認する

実際に歩いて、安全なルートを確認する。

家族で話し合う

地震が起きたときの集合場所や連絡方法を決める。

防災グッズを準備する

水、非常食、ライト、モバイルバッテリーなどを準備する。

こうした準備をしておけば、突然の地震にも対応しやすくなります。


「津波てんでんこ」という防災の教訓

東日本大震災をきっかけに広く知られるようになった防災の言葉の一つに、

「津波てんでんこ」

があります。

これは、津波から逃げるときには、
家族などを心配して迎えに行こうとするのではなく、
それぞれが自分の命を守るために、
てんでんばらばらにでも一刻も早く避難するという教訓です。

家族の安否が心配になるのは当然です。

しかし、津波が迫っている状況で家族を探しに戻ることで、
自分自身も危険にさらされる可能性があります。

だからこそ、平常時から、

「地震が起きたら、それぞれが自分の判断で避難する

というルールを家族で話し合っておくことが大切です。


まとめ|地震の後は「津波が来るかもしれない」と考える

津波の発生原因として最も重要なのが、
海底付近で発生する地震によって海底が大きく動き、
海水が大きく動かされることです。

日本では地震が多く、海に囲まれているため、
津波は決して他人事ではありません。

今回の記事で覚えておきたいポイントは、

  • 津波は海水全体が大きく動くことで発生する
  • 主な発生原因の一つが海底付近で起きる地震
  • 地震の後には津波が発生する可能性がある
  • 津波は何度も押し寄せることがある
  • 第一波が最大とは限らない
  • 海だけでなく川を遡上することもある
  • 津波を見に海や川へ近づかない
  • 地震が起きたら、情報を確認しながら早めに避難する
  • 津波からは海から離れ、高い場所へ避難する
  • 避難場所や避難経路を平常時から確認しておく

ということです。

3.11の津波は、
多くの人に「自然災害の恐ろしさ」を強く刻み込みました。

しかし、私たちができることもあります。

それは、津波が発生する原因を知り、
危険を知り、避難場所を知り、
そして実際に行動できるように準備しておくことです。

「自分のところには津波は来ない」

そう思うのではなく、

「もし今、地震が起きたら、自分はどこへ逃げるのか?」

と考えてみてください。

その答えを今日のうちに家族と確認しておくこと。

それも大切な防災です。

防災ラボるでは、「知る・備える・行動する」をテーマに、
地震・津波・台風・大雨など、
災害から自分と家族の命を守るための情報を
わかりやすく紹介していきます。

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